2016年9月14日

はしかの感染者数が今月に入って、26人増え、今年に入って感染された方は合計82人に上っているそうです。はしかのウィルスは、免疫のない人が吸い込むと9割以上の人が感染すると言われており、約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪の様な症状が現れ、2~3日後熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹の症状が出ます。そのうちおよそ3割の人が中耳炎や肺炎などの合併症を引き起こすようです。ワクチンの接種歴がない方が殆どだそうです。特に注意が必要なのは、定期接種を受け終わっておらず、感染するリスクが高い小学校入学前の乳幼児で、定期接種は必ず受けることが大切ですので、受けられてない方は早めの接種をお願いします。妊娠中の女性は、ワクチンを打つことができないため、患者が発生した地域を訪れるのを避けて、身近に発熱や症状がある人がいる場合は近寄らないなど予防はしっかりとしてください。

kenpo_wdoc


トップページへ戻る   けんぽの窓一覧へ