2018年6月26日

動脈硬化は、動脈の血管壁にコレステロールなどがたまって内腔が狭くなったり、血管壁が硬くもろくなった状態です。進行すると血栓(血のかたまり)ができて血管が詰まったり、破れやすくなり、脳血管障害や虚血性心疾患などをまねきます。加齢や肥満、高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、喫煙、過度の飲酒などがあると、血管壁が傷つき動脈硬化が起こりやすくなります。メタボ(おなかに脂肪がたまった内臓脂肪型肥満に高血圧、高血糖、脂質異常の3つのうち2つ以上あわせもった状態)は男性の肝がんや女性のすい臓がんの発症を高めると言われています。メタボを予防・改善することが脳血管障害や虚血性心疾患、がんなどの重い病気のリスクを減らすことにつながりますので、糖尿病や肥満、喫煙等の要因を減らすと動脈硬化の進行を防ぐことができますので、皆さんも注意してくださいね。

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