2015年4月10日

先日、薬の飲み残し「残薬」の年総額が400億円を超える!というニュースがありました。記事では高齢者が複数の病院にかかって、多種類の薬を処方されたけれど、適切に服用できず、飲み残してしまい、結果、症状も悪化してしまったというケースが報告されていました。若い世代でも、薬の飲み残し、って結構経験がありますよね。症状が軽くなると自己判断で服用をやめてしまったり、しばらく経つと何の薬か分からなくなって、置きっぱなしになっていたり・・・。薬を処方してもらう時は、現在服用中の薬はないか、医師や薬剤師に伝えることで、薬の重複を防いだり、2、3種類を処方された時は、どの薬にどんな効能があるのか説明を聞いて理解しておくことが大事ですね。治療が長期になる場合は、症状の変化を医師にしっかり伝えることも、残薬を減らすには、大切なことかも知れません。


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